ピカソのまなざし

月イチあーと教室9月

ピカソというとどんな作品を思い浮かべるでしょうか。

ピカソの表現の幅は広く、時代によって変化しています。

そんなピカソの幅広く創造的な作品を紹介した月イチあーと教室。

みんなの作品を並べると、じっ~と何が描かれているのかを

見たくなる作品ばかり!!あっ、へっ~となる鑑賞会も楽しい時間となりました。

名画を見る機会

ピカソについて事前に本を見てきてくれた子もいましたが、初めてみる作品に興味津々な子どもたち。

ピカソの画集をみてみると、若いころの描写力、心情や時代によって変化する作品の表現。

中でも複数の視点から見たものを一つの画面に描いてる不思議さに注目しながら子どもたちと作品を見ていきました。

わかる、わからない よりも

まずは見てみる機会をつくることが大切ですよね。

美術館にいけるといいですがなかなか行けない場合は、図書館にある画集を見る機会もつくるといいですね。

墨の線

ナミナミ線、ギザギザ線、点線、線もいろいろありますね。

墨で描く線は、墨の濃淡もありさらに豊かな線を楽しめます。

かすれてもなかなかいい感じです。

そして、自由に描いた線から見えてくる世界に注目すると・・・

思ってもみないものが見えてきたり♪

カタチの発見

画面を回しながら見ていると、アッツ!となる瞬間があります。

線と線でできたカタチから何がみえてくるかな?

面白いカタチが生まれたかな?

カタチとカタチが響き合いながら、面白い世界が生れました。

オイルパステルの使い方も様々。色を重ねてこすり合わせたしっとりとした質感や、優しく画用紙の目を生かしたタッチ。

線・カタチ(面)・色彩は1人ひとりの面白さを表現してくれます。

作品との対話

作品制作は自分を楽しむ時間。そして、鑑賞会は新たな自分を発見する機会でもあります。

自分以外の人が感じるたことが言語化されることで新たな魅力を実感できます。そしてまた、人の魅力を素直に感じることのできる心も育んでくれるように思います。

多様性を受け入れられることが、自分らしさも受け入れていくことにつながるのかなと。そんな心も育んでいきたいですね。