きゅうりの量感画
月イチあーと教室7月
7月の月イチあーと教室は、旬な野菜のきゅうり。昔は水代わりに食べてたと聞きますが、今はどうなのかな。夏は、串にまっすぐにささったきゅうりが美味しく見えますよね。
今回は地元野菜を売っているところで仕入れたきゅうり!かなりのゴツゴツ、チクチクしたものや、花がまだ残っているもの、つるっとしたきゅうり等選んできました。全然違う表情をしたきゅうりを選ぶことについつい夢中になってしまいます。
手の動かし方も様々
量を感じながら、ってなかなか難しい表現かもしれませんが、きゅうりが育っていくように描きます。そんなこともを伝えながらも、皆さん慣れてきたのか、それぞれの手の動かし方で描きます。
力強さを感じる人や、みずみずしさを感じる人、繊細なデコボコを楽しむ人。きゅうりの印象のとらえ方はそれぞれ、手の動かし方も様々です。
これが描きたい!
どんなきゅうりを選ぶか、描きたいか。きゅうり選びも大切です。
このキュウリには、なんと顔が!!
きゅうりの傷のカタチにトキメキを感じた子の作品。愛着があってほっこりします。
たくさんの面白みを見つけること
きゅうりの表情を追ってる様子が伝わってきますね。つるっとした質感やざらざらした質感。きゅうりの表情に面白みを感じているようで、見ている私にもきゅうりをさらに観察したくなる!そんな気持ちにさせてくれます。
いつも見ている、食べている、よく知っているきゅうり。
”描くぞ”と意識を変えると、いつもと違うスイッチが入るんです。
たくさんの面白みを見つけられることって、ラッキーじゃないですか!!
じっくりと描きながら
自分の世界へ
子どもたちの制作途中は、常に試行錯誤しているようす。(大人はもっと試行錯誤しているかも!!)
じっくり見て描いて、楽しくなって思いっきりやって。
コツコツと積み上げていく子もいますが、夢中になると表情も変わってきます。そして自分の世界に入っていく。そんな様子が見られます。
どんなきゅうりを描きたいか
描くことは、見たままを描くのではなく、どんなふうに感じて、どんなふうに描きたいか。そこが大切なんですよね。
そして、そこには自分らしさがでてくるんですよね。
きゅうりがいつもより魅力的な野菜にみえた一日となりました。
ご参加くださいました皆さんありがとうございました。