土偶

子どもが作った土偶

月イチあーと教室 6月

縄文時代、祈りを起源とした最も原始的な造形”土偶”。女性のカタチが多く子孫繁栄の祈りが込められているそう。

祈りがカタチになる、創造することは人間にとってどんな事なんだろう。縄文時代に思いを寄せながらの月イチあーと教室。

私自身もこの時代に生れた装飾の美しさにとても魅力を感じつつ人間の創造力にとても関心を抱きました。

粘土に触れる

粘土の触感

土偶で使うのは粘土。

手が茶色になるだけで、ワクワクする素材。最初は触るのに躊躇している子どもたち、

重い、かたい、茶色い、べちゃべちゃと言いながらも

どんどん夢中になる子どもたち。粘土に触れるだけでも刺激的!

粘土は、何度も作り直しができる素材、どんどん変化する過程が楽しい素材です。

願いを込めて

願いを込めて作り始めた土偶。

子どもたちの願いがとっても身近な願いが多くて、ほっこりしました。

「ティッシュ、ハンカチを忘れないように。」

「のら猫ちゃんがお家で○○○をしないように。」

「恐竜の研究がさらに進みますように。」

「みんなが健康でありますように。」

勢揃いした願いを込めた土偶が集まると、ざわざわと動き出しそうな、しゃべりだしそうな空間に。

「夜、うごくよね。」

っとぼやく子も。

願いや思いだけカタチがある。

迫力ある鑑賞会にもなりました。

土偶

出来上がった作品は、

玄関に飾ります!とのお母さんたちの声もたくさんいただきました。表現豊かな現代の土偶は、きっと幸せを運んでくれそうですね。