イチゴの水彩画
月イチあーと教室3月
いちごの美味しい季節
みずみずしいイチゴを水彩絵の具で表現しました。
にじみ技法は、ふわっと色が移り変わる様子がとても心地よく、イチゴの印象を引き立ててくれますね。
意図的で偶然性も
今回は、”たらしこみ技法”を使って描きました。
たらしこみとは、絵具が乾かないうちに他の色をを垂らすことで、紙の上で色が混ざり合います。選ぶ色や、色を置く場所は自分の意志ですが、混ざり合う色をコントロールすることは難しく、偶然にできる絶妙な表現を楽しむ技法です。
そのためイチゴを描く前に、
イチゴから受ける印象やイチゴをどう描きたいか!がとても大切になってきます。
その時を楽しむ
割りばしペンで紙を凹ませて描く工程が楽しかったようでとても集中して絵描いた作品。その様子に周りは少し心配しながら見守っていましたが、出来上がった作品にとても感動しました。
柔らかいイチゴを感じる~
集中して描いた線の印象が、イチゴらしさを引き立ててるようで
色んな質感を感じさせてくれます。
夢中になる楽しさが作品にも表れた素敵な作品。
思い切りの良さ
色使いや、描く位置や余白の雰囲気など
その人らしさがあふれていて、いつも楽しませてもらっています。
なんとも心地よい思い切りが鑑賞者に元気をくれます。
視点を変える
横向きに描いていたものを、縦向きのが面白い!と思える6歳さん。
「ゆきだるまみたいで面白い!」
視点を変えてみることは簡単ではないけど、自分なりの面白みをつかんで描いてくれるようになりとても嬉しいし、作品にもとても癒されます。
自分との対話
イチゴを描くにあたり、イチゴからどんなことを表現したくなったかを感じる時間となりました。
技法から表現の楽しさを感じることもあるだろうし、今日の自分の気分からも描く雰囲気は変わってくるだろうな。
今、どんな雰囲気で描きたくなったかを自分自身と対話しながら描けることがとても素敵なことだなと。絵を描くことに限らず、私もその”感じ”を大切にして生きていきたいな!
学び多き”月イチあーと教室”でした。