粘土でつくるプチかぼちゃ
月イチあーと教室 9月
やっと涼しく!?涼しい風が心地よいな~と感じられる季節になってきた
ここ愛知県。
ハロウインにあわせておもちゃカボチャ(鑑賞用)も見かけるようになってきました。面白いカタチにワクワクしますよね。
「おっ!」
「なにっ?」
みたいなワクワクををキャッチして制作に挑んだ今回!
面白いカボチャの作品だらけに!!!!!
。
手が汚れても大丈夫!
今回使用したのは、ブロンズ色の粘土。
最初は、一本の指で触ったりと躊躇していた子も作り始めると夢中になっていました。でもふと気が付くと、自分の手が銅像のようで笑ってしまったり。手をすぐ拭きたくなる子も。こんなに汚れる経験もあんまりないかな。
時間が経てば、どんどん作りこんでいましたね。
使いやす粘土の質感に、飽きることなく取り組んでいました。
指も道具
粘土を力強く指で押す。
それだけでも楽しそうな女の子。握力も弱いから指を指で押す。
その指跡が模様になり、カボチャのボコボコ感につながる。
その過程がとてもかわいらしくて。
粘土でできる、今の自分らしいカタチだな~と感動しました。
塊のカタチ
粘土をギュッと塊を意識させるようなカタチもあれば、中にあるアルミを覆うようなラインが丁寧につくられてできるカタチは軽やかな塊。
どんなアプローチをするかで、大きく印象も変わってきますね。
ボコボコ感もそれぞれ
がぼちゃの房を意識するように粘土を付けていくと、ボコボコとした表情を楽しく捉えながら、手の中でどんどんと作り上げられているのを感じます。
その表情も様々。
柔らかいカタチがつながるボコボコ感
丸いカタチを立体的に表した迫力あるボコボコ感
ゴールドの絵の具で表情から点で表現したボコボコ感
作りながら出来上がったカタチや表情はとても豊かで
面白い。
自分の作品も他人の作品も面白い
同じ材料、同じテーマでこんなにも表情が異なる作品ができる時間は、本当に面白い。一緒に来ている保護者の方にもきっと伝わっていると思います。
”同じが安心”ということはこの教室では起こることがなく、それぞれが自由に自分と向き合っている気がする。”違うことが当たり前”そんな感じ。
だから最後の鑑賞会は、自分の作品も気になるし、他の人の作品も気になる。
制作、表現したからこそ感じる、それぞれの違いの面白さが自然に対話になっていく。そんな時間がちょっと見えた。
もっと作品をみながらみんなで対話する時間をつくりたいな~と思う今回の月イチあーと教室でした。
ご参加の皆さんありがとうございました!
ふと気が付くと。
なんだか魔女のようなカボチャ。作っているときは気が付かず、鑑賞会をしようと並べた時に現れました(笑)
俯瞰してみるといつもと違う景色が見れる。アートでもよく言われることですね。