シロクロクロシロ図

月イチあーと教室 10月

白から黒へ

黒から白へと

交互に筆を持ち替え描いていく作品制作。

モノクロの世界から

色や音、動きも感じる世界が生まれました。

今回は、子どもたちがどう向き合うのか少しドキドキしていましたが、そんな不安なんて忘れてしまうくらいの集中でした。

自分との対話の時間

抽象的でどんどん絵が変化する今回のプログラム。

シロクロの色や線を重ね作り変えていく様子は

自分と対話するようなもの。

自分にしかわからない世界、自分も探りながら作っていく世界は生き生きとした形になっていました。

違いを感じる

線といっても太さも、曲がり方も人それぞれです。

それぞれの違いを見ることで自分らしさに気が付いたり、他の人の意外な面を感じたりします。

上手い下手、という比べる事よりも人との違いに面白みを感じられるときっと今よりも楽しくなるのではないでしょうか。

途中の線の雰囲気を眺める二人の様子もいいな~と思いました。

視点を変える

鑑賞会後に皆の作品ををパズルのように並べて1枚の絵のようにしてみました。

迫力あるおおきな作品へとなることで、また自分の絵の魅力もちがった雰囲気で感じられたのではないかと思います。

色のアラベスク

月イチあーと教室は、土曜日午前も少人数で行っています。こちらの教室は、始めて間もない方も多いため参加しやすいプログラムにしています。

オイルパステルにも少しずつ慣れ、点や線の表現の幅も増えてきました。抽象的な作品制作にも集中して取り組む力もついてきたように思います。

ドリッピングで偶然を楽しむ

ゴールドの絵の具を垂らし、画面を回しながら描くドリッピング技法を使う今回のプログラム。アクションペイントのジャクソン・ポロックの作品を紹介しました。

スプーンを使って描くことは、思うようにならない不便さと緊張感があり、子どもたちは真剣な表情で取り組んでいました。

出来上がった作品は、カラフルなステンドガラスのような雰囲気に。

こちらも作品をみんなで並び替えて見比べで楽しみました。

やってみる

アートでは、「こうしたいな!」とチャレンジすることが簡単にできます。また、「なんか違ったかな」と思えば工夫して自分が納得できるところまで作り変えていくことで、自然と試行錯誤する経験を繰り返しています。

制作中は作品は変化し、これでいいのかな!と自分に問いなが対話してで出来上がっていきます。これって日常生活でも同じですよね。

やってみる!なんとかする!をアートを通してたくさん経験してもらいたいですね。

子どもの絵