里芋の触感画
月イチあーと教室10月
ちょうど里芋の収穫時期である10月後半。手触りや、里芋の育ち方にも注目して描いてみました。
里芋は、子どもたちにはあんまり認識なく、お母さんに「食べたことあるんだけどね~」と言われてる子も。あんまり出番のない!?里芋をムスコ君と農園に行って収穫してきました。
里芋の収穫から広がる食育
トトロが持ってる葉っぱだよ~と教えてくれた農家さん。子どもの食育にもなるからと、丁寧に対応してくれました。
大きな葉っぱの根元をもって引き抜くと、ミミズやダンゴムシも一緒に。根っこのような里芋の塊は、迫力満点!!
観察を楽しく
親芋にどんなふうについているのか、見てもらいながら掘りたての里芋をみんなで親芋から外してもらいました。
子どもたちは、里芋を外すのに夢中!!
土もついてるガサガサした根っこのついた面白いカタチをした里芋がたくさんとれ、1個1個の里芋の模様にも興味を持って、これは根っこの跡、くっついていた里芋の跡などなど、興味津々に観察することができました。
描き心地は?
墨を付けて描く、紙やすりに描く、
描き心地がいつもとは違うけど、質感を楽しみにながら描くとまた表現も広がります。
一筆を大切にする感覚もまた新鮮だったような。
そして、
器の墨の溜まり方がトラに見えてきたり!楽しみは色んな所に隠れてるを教えてくれる皆さん。ステキです!
多様性を実感できる場
。
「美味しそうだな~」
「土のにおいがして石見たい」
「ガサガサして描いているとお化けにみえてきた。」
里芋がどんなふうに見えているかはみんなちがうってところが面白い!!その面白さのちがいを実感できる場が鑑賞会。一緒に参加してくださる大人の皆さんも楽しみにしている時間です。
恥ずかしがり屋のさんも少しずつ慣れてきて・・子どもの成長を実感できる時でもあります。
見る力、楽しむ力、感性を豊かに
里芋を描くことだけではなく、その過程には
里芋に触れたり、
描く素材に触れたり
いろんな表現に触れたり
その中で心がワクワクする瞬間を大切にすることが感性が豊かになるってことかな。そして自分の中の楽しいを見つける力になるのかな。
教室の皆さんステキな時間と作品をありがとうございました。