プリってぃピーマン

月イチあーと教室8月

ピーマン好きですか?の声に苦笑いする小学生たちもいましたが、「は~い!」と手を挙げる幼児たちもたくさんいました。

夏野菜の代表、家庭菜園でも手軽に育てることができるピーマンが8月の月イチあーとのモチーフです。

栄養たっぷりなピーマン!の作品は5歳の子の作品です。

観察

目では見えないものをみる

よく知っているピーマンだけど、知らないことも多いのでは。

よく見る時間を作ることで意識してみることができます。虫眼鏡があれば、ついつい見たくなりますよね。気分だけでも!

目を閉じて手でみる ピーマンの凸凹。目を閉じることで手に意識が行きます。

味わう時も目を閉じたりしますよね。

ピーマンや紙のツルツルする感触を楽しみながら、指でピーマンのカタチを触るように描く今回のプログラム。

”目では見えないものもみる”そんなことを私のテーマにして進めていきました。

色を楽しむ

固有色にとらわれず、

色を混ぜたり、スクラッチして中の色を削り出したり

柔らかい色、香りの色、カタチの色、楽しい気持ちの色、ボコボコした色、

”なんだか使いたい”と思う色、見えない色を直観的にを試していく。

これでいいのかな?と

戸惑いながらも、やってみる。

自分と向き合いながら試行錯誤する様子は大切な時間です。

それぞれのピーマン

見えているものは誰でも知っているピーマンだけど、好きな人もいれば嫌いな人もいて、ピーマンへの想いはひとそれぞれ。

同じピーマンだけど、

見えているものも

感じていることも

同じではないという面白さ。

鑑賞会では、それぞれのピーマンに対する想いが見えてきて

とても楽しく鑑賞させていただきました。

ピーマンの絵

アートをあじわう

生徒さんから自作のピーマンをお裾分けのプレゼント。月イチあーと教室を楽しみにしてくれていることを感じとても嬉しかったです。(嬉しい気持ちの詰まったピーマンが描けたかな!)

またその夜はピーマン料理で美味しくいただきました!のお返事も来たり。そんな連絡もまた嬉しいですね。

一緒にアートに楽しむことで、

その人らしさをあじわうことにもつながるのかな。

人の温かさや面白さ、素敵なところも伝わり、心が豊かになるってこんな感じかなと。月イチあーとの楽しさを実感しました。