ただよう羽のオブジェ

月イチあーと教室 5月

風を感じる季節

日本は、風の国といわれるほど風に色々なの名があることをしっていましたか?見えない風だけど、農業や漁業等自然の中で働く人々がつけた風の名、地域や季節によってつけられた風の名があることを知り感動しました。

皆に聞いてみると、追い風、春風、台風、そよ風などなど。

5月の風は、ちょっと強めな心地よい風、青嵐といいます。緑も多いからでしょうか。鯉のぼりの季節でもあり、空を心地よく泳いでる印象もありますね。

風を描く

風をイメージして色をえらび、どんな風に吹いているかで手の動かし方も変化します。。

どんどん重なり合っていく色の線もとてもきれいでした。

イメージすると手も動きやすい。嵐のような激しい手の動かしかたもあれば、そよそよとゆっくり動かした線。

風の音を声を出してみるとまた手の動かし方にも表情がでるような。どんどん手を動かせる場合は、限界まで!

単純な工程でも、その中には自分が現れていて、

「なんかこうしたい!」

をすぐに実行できるのがアートのいいところ。

慣れてくると手の動かし方も流れがありますね。

羽根のかたち

風のイメージが描かれた紙が、羽のカタチに切り取られていきます。色とりどりの羽を切り取り並べていくと、

一枚一枚が素敵な羽に。

羽根の柔らかなカタチを切り取り、

残ったかたちから想像してうまれた新しい羽のカタチを楽しむ。

次は、どんな羽のカタチにしようか。

想像はとまりません。

ふわりとただよう羽

立体的にひろがる羽のオブジェは、窓ガラスにつけて鑑賞会を行いました。ちょっと見上げるような視点で。傾きや広がりでもイメージが変化します。

嵐のような風から生まれた羽

優しい風の中には家族の顔が描かれた羽

それぞれのイメージがたっぷり込められた羽が集まり

いつもと違う窓の景色を楽しめました。