氷の結晶

<小学1年生の作品>

月イチあーと教室/2月 

コロナ禍の冬。心も体もなかなか落ち着かない生活が続いており、開催に迷いもありましたが、感染対策をして少しでも心から楽しんでもらえるようにと願い月イチあーと教室の開催を決めました。

人とのふれあい、自分とゆったり伸びやかに向かい合う時間が必要なのではないかと。

この作品〈小学1年生〉作品を見ると心地よい気分、元気になってきませんか?

身近なところに・・・

見ているようで、見ていないもの事。

意識しているか、注意しているかで見える世界も変わってくる気がします。今回氷の結晶のプログラムのために氷を探す毎日でした。

元旦、初日の出を見に外に出ると、田んぼの水たまりが凍っていました。氷は空気が閉じ込められていて足で踏むと細かな模様に。

陽の光にあて透かして見ると、キラキラと反射。

また、車のフロントガラスの霜をよく見ると様々なカタチ。まるで迷路のよう。六角形の結晶はなかなか見れませんでしたが夢中で探した日々でした。

氷の結晶

見たことありますか?とたずねると、

雪の話、学校の水道につららができてたこと、家の冷凍庫の氷のこと

スウェーデンの雪の結晶のこと

それぞれの氷、雪の体験の話を教えてくれました。愛知県は雪がなかなか積もらないので雪が降るとワクワクしてしまう私です。

経験から豊かな感性が育まれるのかな?

氷、雪に関わった体験が作品の表現につながっている気がします。

また、技法の楽しさから雪の表現の仕方が生まれたりもします。

その時、やってみたいが重なり作品となっていく。

制作者のこだわりがしっかりあるんです。

子どもも大人も関係なく。

迷ったり、もっとこうしたいけど…と試行錯誤しながら

自分の何かを表現してる、そんなことを感じました。

そしてこの試行錯誤する経験もきっと感性が育まれていると思います。

私自身もあーと教室を開催するたびに、そう実感できるからです^v^

好きなところはどこですか?

鑑賞会では、幼児さんには「好きなところはどこですか?」

と質問することがあります。(慣れてきてお話ができそうかな?と思う頃に)すると、「ここ」と教えてくれます。

「ここ」をしっかり受け止めて「素敵だね。」と。

また別の視点でも「ここ」がこんなふうでいいね。と具体的に伝えています。すると、「ここ」をきっかけに色々なことを話しはじめてくれます。

自分のことを見てほしい!聞いてほしい!そんな素直な気持ちがでてくると嬉しくなります。

参加してくくださっているお子さんのお母さんからは、

子どもことをよく見てくれて私まで嬉しいです。

鑑賞会がすごく楽しいです。

とご感想をいただきます。

鑑賞会では、子どもの大人も関係なく一人ひとりが尊重されるような時間となるように心がけています。自分の素敵なところを見てくれる嬉しさを感じることができれば、その隣の人の素敵なところを見つけることができるようにきっとなります。

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