たまねぎの量感画

月イチあーと教室/5月

玉ねぎの収穫時期でもある5月新玉ねぎがたくさんお店には並んでいますが、皮がオレンジのような茶色の玉ねぎは見当たらず、いつもあるはずのものがない!とソワソワしながら玉ねぎを集めた今回。やっと手に入れたのは北海道産のたまねぎ!!

カレーやハンバーグ、スープ、お味噌汁など毎日の食卓には欠かせない玉ねぎが今回のモチーフです。

意識してみる

玉ねぎをよく見る・・・意識してみることで色々なことに気が付きます。髭のような根っこ、ついつい剝きたくなる薄いカワ。手でクシャクシャにするとなんだか気持ちよかったり。

玉ねぎを輪切りにして、香りをかいでみると、かなりの刺激的な香りに顔を歪ませる子もいれば、

「い~かおりぃ~♪」と笑顔な子も。

知らぬ間に食べている子も。

知っている玉ねぎだけど、意識してみることで感じることも豊かになった気がします。

感じることで心が豊かになる

そして、表現も豊かになっていくように思います。

玉ねぎの繊維の面白さや、ころんっとしたカタチ

刺激的な香りにより生まれた表現。

画材の質の面白さも加わり

自分の世界観が生まれていきます。

描いている”今”を感じる楽しさ

玉ねぎの面白いところを自分なりにぐいぐい表現しながらも・・・

玉ねぎの香りの刺激臭がどうも苦手だった隣の子の様子に触発されたのかな?そんな様子も作品に表現していました。

とっても豊かな感性に鑑賞会も大盛り上がりでした。

子どもの絵

たまねぎのある世界を想像する

鮮やかな玉ねぎの色を求めて描いこの作品は、

「たまねぎの後ろに猫がいるんだよ!

たまねぎを手で持って食べてるところ」

と鑑賞会で教えてくれる5歳の子。

とっても素敵なお話を聞けて

私も心がほっこり・・・どころか、うらやましくもなりました。