柿のネガポジ画
月イチあーと教室11月
「柿が色づくと医者が青くなる」といわれるほど栄養のある柿を描くプログラム。小さな子供たちの中では、まだ食べたことがないという子もいました。持ち帰って食べてくれたかな~。
今回の愛知県みよし市の特産品である富有柿を柿農家の茂俊結(モシュンユ)さんにご用意していただきました。
柿農園へ!
紅葉した柿の葉がとってもきれいな柿畑にお邪魔させていただきました。枝にしっかりと実った柿はやっぱりスーパーで売られている柿とは違って見えますね。
今回はちょっと傷があったりしてスーパーで売れないけどおいしい柿!をそんな柿もみてもらいたいなと用意していただき、自ら収穫体験もしてきました。
注意深く見て感じる
柿のヘタに面白みを見つけて描くことも、それぞれに楽しめるようになってきた皆さん。初めての参加者さんも今を大切にしながら一生懸命描いている様子もありました。
見たままを描く中に、なにか面白みを見つけることが大事かな。
どんな色を感じるか、このカサカサした感触は!?しこしずつ枯れてきているのか!?注意して見ることで、いろんなことを感じることができます。その時間が表現には大切な時間なんですよね。
柿のどんな表情に魅かれたのか。作品を見ると感じることができます。
本人の意図とは異なることも、もちろんありますが、それも大切なコト。
柿の葉の紅葉をきれいと思ってくれた子は、柿の隣に葉も描いてくれました。そんな気持ちがとてもほっこりとしていいなと。子どもたちの素直さが表現されていますね。
大人も真剣んに取り組んでいます。というか、知らず知らずに夢中になってしまうのですが。
周りを暗くして、柿のつややかな表情や柔らかさが表現されていますし(右)、
柿の暖かな色合いを楽しんでいるような、甘さを感じさせてくれたりもします。(左)
おもしろみを表現
柿はこんなに面白みがあるのか!
いつも見ている柿だけど、みなさんが見ている柿はそれぞれ違って見えていますよね。同じものを見て、まったく同じに感じてるわけではないですし、柿もそれぞれ表情もちがいます。
絵を描くことで
じっくり見て感じて
何を想うか。
そこを大切にしたいですね。
こんなに表情豊か、表現豊かな作品が集まると自分の心も豊かになります。