アナログフロッタージュ
月イチあーと教室/4月
新年度になっての月イチあーと教室は、午前も午後もにぎやかな時間となりました。
家族全員での参加もありとても嬉しいです。
今回のプログラムは質感が面白い!
クレヨンには画用紙でしょ!なんて概念を壊していきます。
素材・質感からいつもとはちがった表現がうまれていきます。
糸の線からできる無限のカタチ
長い糸を机に垂らすたびにできるカタチ。
ハートになった!
魚だ!
飛行機みたい!
糸を垂らすだけで子どもたちは様々なカタチを見つけていきます。
糸で描く線は思ったようにはなかなか動かないけど
偶然や、閃きによって、
その人らしいカタチをつくってくれました。
描きながら生まれるストーリー
糸でできた線と面によって色が加わり、
だんだんとストーリーが生まれます。
それは今まで経験したことが湧きあふれてくる
新たなストーリー。
皆さん黙々と制作に取り組んでいました。
鑑賞会では、作品を通して作者さんとのコミュニケーション。
それぞれの個性が認め合う大切な場です。
少し恥ずかしさを感じる時もありましたが、
自分のことを伝えてくれるようにもなりました。
そして他の人の作品にも興味を持ち楽しめるようになってきました。
想いがカタチに
”ぐるぐるっと巻いてあるところから外側へ色を変えながら広がる線。糸らしい柔らかな線の周りの空間も色が響きあって楽しそうな作品”
作者にきいてみると、恥ずかしそうに「カメラだよ。」に鑑賞会の皆さんも私もハッとし、心が和みました。
それは、今回の教室風景を作者のお母さんに撮影していただいていたこともあり、お母さんが仕事をする姿が素直に表現された作品なんだなと。
想いがカタチになる・・・素敵ですね。
心温まる作品をありがとうございました。
撮影協力/y-phot y-photo.theblog.me