おやこあーと会2025.10.11
季節を感覚で遊ぼう
子どもの感性がのび~るおやこあーと
\1.2.3歳児向け子育てコミュニティ/
おやこあーと会に参加してくださるメンバーが増え、場そのものが育っていくのを感じています。私自身も癒されながら、毎回楽しく開催できました。そして何より、子どもたちの成長を一緒に実感できることに心から感謝しています。
9月「オノマトペモビール」
10月「ひっかきあそび」
画材や描く質感はそれぞれ違いますが、大きく手を動かしたり、ささっと走らせた線の跡が重なり合うと、そこに思いがけない表情が生まれました。


作品がゆらゆらと揺れる「オノマトペモビール」親子で「ここはどうしようか」と話しながら組み立てていく姿がありました。
「クラゲになったね~」と話している子も。想像の世界が広がっているんだなと思うと嬉しいです。
完成した自分の作品を写真に収める子の姿もありました。(微笑ましい~。)自分が作ったもの!という意識は強いですね。



ひっかくとキラキラが見えて、不思議な作品に。さらにオイルパステルを重ね描くことで、まるで宇宙のよう。
見立て遊びが得意なこの時期、まだ「なんだかわからないもの」も、自分の経験の中からイメージを紡ぎ出していきます。
その瞬間は、ただの遊びではなく「想像する力の芽生え」に立ち会っているようで、私にとっても大切な時間でした。そんな経験の始まりになっていたら嬉しいです。
「お家に帰ってから、お父さんに説明していました!」との感想もいただきました。
言葉が少しずつ出てくる2歳すぎの子どもにとって、自分の体験を誰かに伝えることは大きな成長の一歩。
親子で過ごした時間が、家庭に戻ってからも会話や共有のきっかけになる。そんな広がりを感じられるのは、まさに「おやこあーと」の魅力だと思います。

家でもできるアートの工夫
制作前には、お家でも簡単に取り組めるワークを行っています。大きく描くことは、作品づくりだけでなく手先や腕の発達にもつながります。近年「筆圧が弱い」とも言われていますが、力いっぱい描くことで身体の感覚も育まれていくのではないでしょうか。
今回はシールを使ってみました。貼るだけでも面白い作品となり、シール好きのこの時期の子どもたちは夢中で取り組みます。集中力を育むきっかけにもなり、遊びながら学びの芽が育っていくのを感じました。
私自身も息子とのアートでは、シールを使ったり、その上にさらに描いたりと、飽きないように工夫しながら楽しんでいました。小さな工夫が、親子の時間をより豊かにしてくれるのだと思います。


